ご挨拶

株式会社三重額椽は、三重県多気郡大台町(旧宮川村)に本社を置く国内有数の額縁メーカーです。
確かな技術と伝統に裏付けられたその額縁は幅広い層から評価されています。
三重額椽が額縁メーカーとして高い評価を得ている理由は、1)総合額縁メーカー 2)国内一貫生産 3)木製額縁へのこだわり の3点です。
信頼のブランド「三重額椽」の製品をご活用ください。

株式会社三重額椽
代表取締役 山本茂正

三重額椽について

総合額縁メーカー

額縁の分類方法は色々ありますが、一般的に油縁(油絵用の額縁)、デッサン縁(写真や版画など薄い作品用)、和額(色紙や日本画、書など)、モールディング(棒状に仕上げたもので作品に合わせてカットして使う)の4種類に分けられます。三重額椽はこれら4種類全ての額縁を製造しています。
また、「木地を活かした額縁」と「完全に塗りつぶした仕上の額縁」や「箔押しを施した額縁」など仕上面でも幅広く対応するメーカーです。
意外に思われるかもしれませんが、このように何でも作れるというメーカーは国内にはほとんどありません。

総合メーカーのメリット

総合メーカーであるということは、油縁、デッサン縁、和額、モールディングといった種類それぞれの特長を他のジャンルの額縁に応用できるというメリットがあります。
デッサン縁に使われている枠に和額で使われる和風の布マットをあわせたり、デッサン縁に深さをつけて油絵キャンバスを入れられるようにしたりできます。

国内一貫生産

近年、額縁業界でも外国製品がたくさん入って来るようになりました。中でもそれまでの主流だったヨーロッパ製品に代わって輸入されるようになった中国製品の影響は国内のメーカーをすべて排除してしまいそうな勢いです。
三重額椽は本社工場を三重県大台町に置き、材料の手配から始まる全ての製作工程を1拠点にて行っている稀有なメーカーなのです。
下請けや外注を使わず、全工程を1箇所でまかなうメーカーの有益性は計り知れません。

国内一貫生産のメリット

同じ場所で額縁製作の始まりから完成までを行うということは、各工程、各工程で培われた技術(ノウハウ)が異なる工程での作業に活かせるということです。工程を省略したり、繰り返したりすることでレギュラー製品とは違ったオリジナルの額縁も作ることができます。
また、各工程それぞれの段階で半製品として提供することも可能です。仕上は自社で行いたいという全国の額縁屋さんにも好評です。
外注や下請けに任せないので製造に関する全てに責任を持っています。万が一の不良品にも迅速な対応が出来ます。外国製品に比べて廃番が少ないのも特長です。

木製へのこだわり

当初額縁はほとんどが木製でした。近年、様々な素材の額縁が考案されましたが、基本的には額縁=木製には変わりありません。現在、木製以外ではステンレス素材やアルミ素材のものも浸透しているように思います。
最近では安価な樹脂製のものやプラスティック製の額縁も出現し、大量生産されていますが、三重額椽では古くから額縁の素材として世界中で使われ信頼性の高い「木製」にこだわって額縁を1点1点手作りで製作しています。

木製ということのメリット

木製であるということは、長い歴史に支えられた信頼性があるということです。樹脂やプラスティックとは違ってステンレスやアルミも素材としては十分信頼性は高いのですが、木製とは歴史が違います。
木を加工する木製額縁は長い歴史に培われた「木工技術」によって支えられているため加工がしやすく、ステンレスやアルミと違って少ないロットでオリジナルの型を作ることが可能です。

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